先日、僕の番組「キクマガ」にこんなお便りを頂きました。

Q.年内をもって15年間勤めた会社を退職し、家業であるりんご農家の道を歩みます。農業界で突き抜けた人材になるつもりです。自信もあるし迷いもないはずなのに、いざ目の前になってくると本当に不安を感じるようになってきました。早川さんは独立前、心に動きは生じましたか?

 

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白状すると、そのときの心情をよく覚えていないというのが正直なところです(汗)ただ、少なくとも「不安で不安でしょうがなかった」ということはなかったと思います。
それは、「世界中の面白い人にインタビューしてみたい!」「とにかく独立して、ポッドキャストを使って面白いことをやってみたい!」という思いが強かったため、不安をあまり感じなかったのかなあと今となっては感じます。

ビジネスになる目処も一切立っていなかったので、今だったら怖くてできないと思います。一応事業計画書なるものはつくっていましたが、本当に甘かった(苦笑)

 

だけどそのときは自分の可能性を信じきっていて、「たとえ稼げなくても、キクタスが軌道にのるまでは、深夜アルバイトでもなんでもして食いつないでいこう」と考えていました。

とはいえ、「いざとなれば会社に戻ればいいや」という考えが全くなかったのも事実でした。そのくらい自分の好きなことに打ち込みたかったのだと思います。

質問者さんはご不安を感じているようですが、不安というのは何かしら「原因」があるから生じているのではないでしょうか?

いろんな理由があって家業を継ぐと思うのですが、そもそも、今後の道についてすごく好きで歩むのか、何か思いがあって歩むのかという根本を突き詰めて考えてみてはいかがでしょうか?

 

僕の場合は好きなことのためなら、アルバイトしてでも這いつくばってでも自分の信じる道を行きたいと思いました。

それだけを聞くとストイックな感じがするかもしれません。ですが、それは好きなことをライフワークにしている多くの人の共通点です。

質問者さんも、不安というものを落ち着いて分析したほうがいいのではないでしょうか。
考えてみたけれど理由がまったく見つからないという場合は、「この先なにが起こるかわからない」というドキドキワクワクの裏返しなのかもしれません。

そういう時は、自分が崖の前に立っているところを想像してみてください。

崖から一歩足を踏み出すのは怖いですよね。

死ぬかもしれないと不安に思うのではないでしょうか。

でも、エイッと足を踏み出すと、自分に羽が生えていることに気づいて、案外自由に飛べるもの。

質問者さんも、羽が生えていることを忘れていて、飛べないと思いこんでいるだけなのかもしれません。
原因を突き詰めた上で、それでも不安を感じるなら、とにかく勇気を出して飛んでみてください。

きっと新境地が拓けるはずですよ。
大丈夫です。人脈も技術もお金も才能も実績もなかった僕でさえ、一応羽が生えていたらしく飛んでいますから(苦笑)
心の声を信じれば、きっと大丈夫。

 

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