帰国後最初の仕事は、
石田衣良さん(小説家)が主宰するオンラインサロン『世界はフィクションでできている』と
ポッドキャスト『恋と仕事と社会のQ&A』のダブル公開収録でした。
今回は、参加者からの「人生相談」など通常の収録に加え、
衣良さんの作家デビュー&『池袋ウエストゲートパーク』20周年のミニインタビューも実施。
そのなかで、「この20年で変わったこと。変わらないこと。」など
ファンならずとも聞きたくなるような貴重なお話をたくさん共有いただけました。
衣良さんとお仕事をさせて頂きちょうど10年。
個人的に衣良さんがいちばん「変わらない」と思うのは、
「人への接し方」
いつでも、どこでも、誰が相手でも、です。
衣良さん自身もおっしゃっていましたが、
「先生と呼ばれるのが嫌い」で、偉ぶるところが全くありません。
実際、大先生なんですけどね、、笑
これまで衣良さんと沢山の著名人の対談をコーディネートしたり、
この日のようなファンの方とのイベントをお手伝いしたり
してきましたが、
衣良さんの接し方は本当に変わりません。
偉い(と言われる)人に対しても、
僕ら一般の人に対しても、
いつも気さく、フレンドリー、それでいてていねい。
才能や作品のクオリティはもちろん、
こうした人としての「徳」が
20年経った今も変わらず一線に立ち続けている所以なのではないか。
イベント終了後も1時間近くにわたり、
参加者ひとりひとりにサインをし、
やさしくていねいに声をかけていた
衣良さんを見て、
そんなことを考えさせられた
みなとみらいの夜でした。