こんにちは。プロインタビュアーの早川洋平です。

今日は、インタビュー読み放題・聴き放題WEBマガジン「Life Update Unlimited」から、ゲスト(Updater)との対談の様子をお届けします。

今回のUpdaterは岩澤倫彦さん(ジャーナリスト)。
テーマは「だれにも聞けなかった歯の守り方・歯科医の選び方」です。
今日は、対談第3回「歯のセルフケア『三種の神器』」より抜粋してお届けします。

 

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対談を聴いてみる

 

歯を削らずに治したい。それはだれもが願うことである。ただ、そんな考えにつけこむような、あやしげな歯科治療もある。
その一つが、虫歯になった歯に特別な薬を塗布して塞ぐというものだ。神経を抜かずに済み、1年ほど経過すると「自然治癒する」という。
アメリカで製造販売されたものと、日本で開発された薬剤の2種類が使用されている。その魔法のような薬は、実際に効果はあるのだろうか?

「歯は磨かなくても治る」といううわさの真相や、歯のセルフケアに欠かせないイチオシのツールについても聞いた。

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虫歯は「魔法の薬」で自然治癒するのか?

早川:歯科は他の医療に比べて、違うところはありますか?

岩澤:はい。歯科の場合は、歯科大を卒業後に1年間研修義務があります。
それさえすめば、いきなり開業できるんです、
医科の場合は、10年から20年くらいのスパンで大きな病院で勤務医として働いて、そこから大学に残ったり、自分で開業したりする医師に分かれていきます。
トレーニング期間が長いので、最低限の医療者としての倫理観や知識のベースは、そこで養われます。

早川:社会人経験みたいなものですね。

岩澤:そうです。
歯科の場合はそれが極端に短いので、意識が高い人はすごく高いし、本当にひどい人もいます、
歯科大の偏差値はアンダー40のところもあります。
もし彼らがろくに修行をしないまま、患者の口内の決定的な判断を下してしまったら、それはとても危ういことだと思うんですよ。

早川:怖いですね。

岩澤:もちろん尊敬され、評価されている人もいるけど、不信感を持たれている人も多いですよね。

早川:正直どこかに不安はあります。

岩澤:なぜそうなるかというと、医師としてのベースのモラルが形成されておらず、知識が大学卒業後から更新されていない人がいるからです。
歯科医師の友人は「同業者のところでは治療したくない。飲んでいるときに出るのが、車と金と不動産の話ばかりだから」と言っています。
医科だと「社会はどうあるべきか」という方向に意識が向いている人が多いので、そういった違いを患者も感じるのだと思います。
すぐお金のかかる治療をすすめる歯科医には、不信感を覚えますよね。
そこは歯科が変わらないとダメなところだと思います。

早川:患者の側も、「絶対にこれしかない」と考えるのは、危険ですね。

岩澤:おっしゃるとおりです。
歯科もさまざまな狙いから戦略的にブランディングをしています。
今歯科でブームになっているのは、「歯を削らず、神経も抜かずに、ある特別な薬を詰めて、封鎖すると1年後に自然治癒している」というものです。

早川:あやしいですね、それは。

岩澤:その時点でおかしいと思わなければいけないんです。
悪魔の証明ではありませんが、嘘をついていることはなかなか立証できません。
例えば彼らは「特別な薬は、保険では認められていません。なぜかわかりますか? この薬が普及したら、歯科医師が大量に失業するからです」と言うんです。

早川:リアルですね。

岩澤:「世界的に封印された薬なんですけど、私のところではできます」と言うんですよ(笑)。
本当にそういうグループがあって。
週刊ポストの連載にも書いていますけど、それを信じちゃう人が一定数いるんですよ。
虫歯菌が感染した歯はもう復活しないから、そこは削って、修復するのが合理的だと言われているんですけど。
薬を患部に詰めれば痛みは治まるので、患者は自覚症状が出ません。
だから、治ったと勘違いします。

早川:1年後に開けたら悪化していますよね?

岩澤:そうすると、「あなたの管理が悪いんです。歯磨きを完璧にしていましたか?」というような言葉で、薬の非合理性をごまかしてしまいます。
だから今もビジネスとして続いているという、許しがたい現実があるんですよ。

早川:なるほど。
第三者として客観的に聞けば気づくと思うのですが、いざ自分がその立場になったときには信じてしまう可能性があります。
一呼吸置くとか、冷静に見られる人に相談するといいのかもしれません。

岩澤:難しいことは難しいのですよ。
僕が平行してやっているがん治療にも同じ問題があります。
がんの免疫療法って、ノーベル賞を取ったものと、そうではないものがあるんです。
自由診療のがん治療ですごい金額を取っても、患者さんが亡くなると当事者がいなくなるので、訴えられるリスクが低くなります。
それに気づけば、「これはインチキな医療なんだな」ってわかるんですけど。
中には、わらもすがるような気持ちで「こんなすばらしい治療があったんだ」と信じる患者さんもいます。
そういうことがまかり通っている世界なんです。

早川:命がかかっていたら冷静になれないかもしれませんが、情報を鵜呑みにしないリテラシーが必要ですよね。
最近は「歯は磨かなくていい」という話も聞きますが、実際はどうですか?

 

………以上【対談】第3回「歯のセルフケア『三種の神器』」より抜粋してお届けしました。

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今後も適宜アップデートしていきますのでどうかお楽しみに!

 

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最後までお読みいただきありがとうございました。

今週もみなさんにとってアップデートあふれる一週間になりますように。

 

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昨年7月に実施し、ご好評を頂いたポッドキャスト活用セミナー。
今年は7月13日(土)都内にて2部構成で開催します。

第一部:11:00〜12:30 「ポッドキャストを活用したWEBマーケティングセミナー 2019」
第二部:13:30〜17:30 「ポッドキャスト収録〜配信ワークショップ」

キクタスを創業して10年。

これまでこうしたセミナーとワークショップは行ってきませんでしたが、
昨今の配信ニーズの高まりと世界的な音声メディアプラットフォームの拡大に伴い、
このタイミングで開催することを決めました。

ぼく自身のまわりを見てもここ数年、
「聴く側」から「発信する側」に変わる人や企業が
いっそう増え、時代の変化を体感しています。


第一部では、ポッドキャストの最新情報と、WEBマーケティングでの「ポッドキャスト」の活かし方、プロモーションの仕方などを説明します。

第二部では、実際にポッドキャストを始めるためのノウハウや作成・配信方法をワークショップ形式で行い、時間内に配信するところまでを実演します。なお、参加いただいた方は、イベント後も配信までフォローをさせて頂きたいと思います。

時間や場所のご都合で来られない方のために、
第一部に関しては後日オンライン等で販売する予定ですが、
第二部のワークショップに関しては「この場」でのみ、
ご参加いただけるものとなります。

ポッドキャストを実際につくり配信されたい方は
ぜひこの機会をお見逃しなく。

詳細やお申し込みはこちらの
ページにアップしました。

◆7/13 ポッドキャストセミナー&ワークショップ

会場でお目にかかれますことを楽しみにしております。

 

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