生まれて35年。たくさんの方と出会い、支えられ、今の自分があります。

 
起業して7年が経ちますが、なかでも「人生を大きく変えた」出会いが僕にはいくつかあります。その一つが『ユダヤ人大富豪の教え』『20代にしておきたい17のこと』など累計680万部超のベストセラー作家・本田健さんとの出会いでした。

出会いはいまからちょうど6年前。僕の番組「キクマガ」でのインタビューでした。
当時のぼくは起業したばかり。右も左もわからないうえに、ビジネスもまだ軌道に乗る前。何かに取り憑かれたかのようにワクワクとはじめた「インタビュー」と「ポッドキャスト」に邁進して1年あまりが過ぎたタイミングでした。

けれど、ちょうど6年前のこの時期、死ぬほど悩んでいました。自分の番組をもう辞めようか。インタビューの仕事を辞めようかと。幸運なことに僕の番組は当時から各界のトップランナーに登場いただき、国内外のたくさんのリスナーさんに聴いて頂ける番組でした。無名の自分が著名人や世界的なメディアの番組とランキングで伍しているのをみたときのワクワクといったら、一生忘れることはないでしょう。

けれど……それとは裏腹に、iTunesStoreへの僕への批判はものすごいものでした。
「ゲストはすごいけど、インタビュアーが素人すぎ」
「聞き手の早川は聞き方が下手で相手が失礼」
「インタビュアー交代!」
「質問が普通すぎて面白くない」

僕はもともとメンタルが強い方ではないので、相当凹みました。レビューを見なければいいのに、毎日チェックしてしまい、凹む悪循環……どうしてここまで批判されなくてはならないんだろう……エネルギーを次第に奪われていき、インタビューも番組ももう辞めたほうがいいのだろうかと思い始めていたのがちょうど6年前のこの時期でした。

そんなとき直感的に「会いたい!」と思ったのが、本田健さんでした。とはいえ、僕には全くツテもありません、過去に登場いただいたゲストの方に相談してみたものの、「本田健さんは超売れっ子だし、ハードルが高すぎるんじゃないかなあ」と言われる始末でした。ではぼくはどうしたか。

健さんのホームページのお問い合わせフォームからインタビューを申し込みました。こういうときはどストレート、正攻法に限るというのが今も昔も僕の持論です。そして…ありがたいことにインタビュー快諾の返事をいただきました(今もなぜOKをもらえたのかわかりませんが、タイミングと情熱だったのかなあ)。

そして迎えたインタビュー。起業当初に構えていた小さなスタジオ(というか収録できる小部屋です(^^;))にわざわざ出向いてくれた健さんとの対話はとにかく緊張しっぱなし。正直話の内容はあまり覚えていません(汗)

けれど僕には決して忘れられない対話があります。

それはインタビュー後のことです。僕は思いきって前述の悩みを彼に相談させてもらいました。
「自分への批判が激しすぎて、つらいです。どうしたらいいと思いますか」

健さんは僕にこう言ってくれました。
「洋平さんの番組を本当に楽しみに聴いてくれている人や洋平さんを応援してくれている人、そして目の前にいるゲストにだけフォーカスして、自分が心から楽しんでいけばいいんじゃないかな。それ以外は気にしなくていいと思う」

彼のメッセージはとてもあたたかく、僕はその場で泣き崩れそうになったことを忘れられません。ベストセラー作家に初対面でいきなり「人生相談」をしてしまうなんて、今考えるととんだ失礼な男だったかもしれません。けれど健さんは本当に真摯にアドバイスをくれました。

それからの僕は水を得た魚のようにインタビューを続けました。目の前にいる人と、それを聴いてくれる人、そしてもちろん自分。この三者が楽しくなるインタビューをしよう。番組をつくろうと。すると不思議なことにあれほど、殺到していた批判のレビューが減り、お褒めの言葉をいただいたり、「インタビューのキレ味が増した」なんていう声もいただけるようになりました。何より、楽しい。番組をはじめたとき以上のワクワクが生まれてきました。

人生には何度かのターニングポイントがあると思いますが、紛れもなく健さんとの初対面・インタビューは僕にとってのそれでした。今も批判やおしかりがあることはもちろんあります。けれど、真摯に受け止めエネルギーを消耗することはぐっと少なくなりました。

そんな本田健さんとの出会いから数カ月後、やはり彼との対話から生まれたのが、昨日配信300回を迎えた「本田健の人生相談 Dear Ken」です。いまはラジオパーソナリティの小林まどかさんが健さんのお相手ですが、実は第1回〜99回は僕が健さんのお相手をつとめていました。夜な夜な男二人で向き合って収録していたのが懐かしいです(笑)

あれから6年。毎週世界中の「人生相談」に健さんがのってきた番組は、累計2200万ダウンロードを超えました。こうした番組の誕生から今日にいたるまでプロデューサーとして関われたことを本当にありがたく思っています。

「千里の道も一歩から」といいますが、もし6年前のあの日。僕が健さんのサイトからインタビューを申し込んでいなかったら……人生は本当に面白いですね。

記念すべき300回のラジオミニセミナーのテーマはまさしく「大好きなことをやって行きよう」。
大好きなことをして生きるために必要なのは、お金でしょうか。才能でしょうか。人脈でしょうか。
健さんの答えははたして……。僕も冒頭に久々に登場していますのでよかったら聴いてみて下さいね。

 

本田健の人生相談 Dear Ken(毎週水曜日無料配信中)

ポッドキャストプロデューサー/プロインタビュアー 早川洋平

 

PS.写真は、世界屈指の星空が見られるニュージーランドのレイクテカポ。昼間もこんなにきれいなんです。

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