アーティストになるなら美大へ。音楽家になるなら音大に──
彼女の画家への道は、そんな「20世紀的」な夢実現方法とは一線を画すものだった。
入口はひとつじゃない。大切なのはむしろ出口。
たとえ今は夢からほど遠い場所にいたとしても、21世紀にはさまざま夢への入口と出口がある。
ホーチミンでの彼女との対話はそんな気づきを与えてくれた。
【COSMOPOLITAN Vol.25】
ANDO Saeko(vietnamese son mai-lacquer painting)/安藤 彩英子さん(漆画家)