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成長するためにいちばん大切なこと

こんにちは。今日も冷えますね。

ぼくの番組「キクマガ」にこんなご質問をいただきました。海外にいったり、すごい体験をしたりしなくても、ひとは沢山の気づきや成長を得られると思います。大切なのはその環境づくり──。

【Q】
早川さんは最近海外に頻繁に行っているとのことですが、その中で一番大きな気づきというか、成長したなと感じていることは何かありますか? 海外に頻繁に行くことで、自身の器が大きくなったということはあると思いますが、具体的に今までなかった視点が身についたということがございましたら教えてください。また、私も含めた一般リスナーはそれほど頻繁に海外に行けるということはないので、日本にいながら自分を成長させる良い方法があれば教えてください。(ポッドキャストネーム:しゅんじさん/男性)

【A】
僕はまさにこういうことが伝えたくて、ずっと『コスモポリタン』を配信し続けてきました。ですから世界中のコスモポリタンと接してきて感じたことをお伝えしたいと思います。

まず一つ目の「視点」からお答えしますと、僕が会ってきた25人以上のコスモポリタンは、いい意味で「地に足がついていません」。たとえば「絶対にここでやっていかなければならない」という悲壮感がないんです。たとえば、『コスモポリタン』16号でお目にかかった台湾の小説家、木下諄一さんもそうです。彼の言葉を借りると“タンポポの綿毛のように”今は縁があってその国にいるけれど、何かのタイミングでまた別の場所にふわふわと飛んでいってしまうかもしれない。そういう感覚を、直接言語化しなくてもみんなが常に持っていると感じます。だからこそフラットな態度でいられるし、何かチャンスがあるときには、今の環境にこだわらずに飛び出せるんだと思います。

そしてもうひとつのご質問、「一般のリスナーは頻繁に海外に行けることはないと思うのでどうすればいいですか」ということですね。そもそも大事なポイントは、「海外に行かないと変われないのか?」ということです。海外に出たことがなくても、グローバルな考え方ができる人もいれば、海外にいても既成概念に凝り固まったままの人もいますよね。

 

MY「トキワ荘」をつくろう

ご存じの方も多いと思うのですが、「トキワ荘」という、手塚治虫さんや赤塚不二夫さんなど、有名な漫画家が同時期に輩出したという伝説的なアパートがありました。これはまさに「環境が人を作る」という好例です。ですから、そういう環境を自分で用意するというのもひとつの方法です。大事なのは、時代や環境に左右されない生き方を確立した(僕が定義したところの「コスモポリタン」)人に、できるだけたくさん触れ続けること。でも、実際に渡航費や時間をかけて現地で話を聞くのは大変ですよね。

そのために、僕はみなさんの特派員として世界中を飛び回ってインタビューしている感覚です(笑)。ですから、リスナーのみなさんが情報に触れるためのハードルはぐっと下がっていると思います。みなさんが既成概念にとらわれずに発想し、行動する力。そして想定外を乗り越える力を身につけるために、『コスモポリタン』を利用していただけたらうれしいなと思います。

まずは、あなたがこの人!と思う人の本を読むことから始めてみるのもよいと思います。そして講演を聴きに行ったりすればなおいい。やっぱり肉声は違いますから。なによりこうした場に参加すると良いのは会場に来ている人が自分と似た価値観を持っている可能性が高いこと。そうした人たちとつながっていくこともまた、「環境づくり」に他ならないと思います。

成長するためにいちばん大切なのは、やはり「誰に触れるか」「触れ続けるか」。そのための「環境をいかにクリエイトするか」。そしてこれからの時代は「地に足をつけない力」も加わると思います(写真はロンドンのパフォーマーの方。文字通り「地に足がついていません」が、毎年お見かけするので、それなりに楽しい人生を送っているのでは、と思います笑)
それでは、また!

プロインタビュアー 早川洋平

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