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山のぼり……。「いつかはやりたいけれど、なかなか踏み出せない」「友人や家族から誘われるけど、興味を持てない」。かくいう僕も数年前まではそんなひとりでしたが、いまは僕にとって数少ない趣味のひとつ。僕の番組「キクマガ」のリスナーさんからこんな質問をいただいたので、僕なりの山の楽しみ方を交えつつ、ちょっと考えてみました。

 

【Q】
最近主人が登山にはまっていて、毎週末のように高尾山などに出かけています。最近、私にも「一緒に行こう」としつこく誘ってくるようになりました。あまり登山に興味がないので、やんわり断っていましたが、そろそろ言い訳も限界です。そんなときに、早川さんが「山に登ったときの音がまったくない状態と同じだよ」と耳栓を紹介されているのを聞いて、びっくり。早川さんから何か背中を教えて頂けたら、主人の誘いに乗れるかもしれません(笑)。早川さん、山登りの魅力を教えてください。
(ポッドキャストネーム:山ガールになれない主婦/女性)
【A】
結論から言うと、「ご主人と一緒に行ってみたらどうですか?」ということなんですけど、それだけでは、グッとこないですよね。おすすめは、何かひとつテーマを持つこと。たとえば、普段いろいろと大変なことがあると思うので、その喧噪から離れて無になったり、瞑想したりする時間を持つ。瞑想というと、ずっと静かに座っているイメージがありますが、僕は山に登ることも「動的瞑想」だと思うんですよね。人間ってふたつのことを同時に考えられないから、何かに没頭すること=無になることなんだと思います。

 

写真を撮るのが好きだったら「○○山に登ったら、鹿を撮ろう」とか「頂上からの景色を撮ろう」と決めると楽しくなると思います。あと、山にはけっこう名物の茶屋があるので、「がんばったら、あそこのお団子を食べるんだ」と決めるとモチベーションが上がるかもしれないですね。
個人的に、「これがあるとテンションが上がる」というのは温泉です。山登りの名所って、温泉が近くにあることが多いんです。僕が前行ったのは相模原だったんですけど、ふもとに日帰りで入れる温泉がありました。暑い中山を登っていって、夕方暗くなって温泉に行く。夫婦でしたらそこの温泉旅館で宿泊されても良いんじゃないでしょうか。
ちょっとマニアックになりますが、僕は無音も好きなんですけど、自然音も好きなんです。なので、僕の場合は山に行ったときに自分で録音しています。たとえば、木の葉が揺れる音だったり、川のせせらぎだったりを録音して帰るんですね。何でもいいんだけどひとつそういう目的を持つと、山登りも面白くなるかなと思います。あと、山ガールという言葉もありますし、最初は形から入るといいんじゃないでしょうか。僕は男子ですが、最初、登山ウェアにこだわったので、かなりテンションが上がりました。山の楽しみ方は無限ですから、自分のテーマを考えてみてはいかがでしょうか。
せっかくのご主人の誘いですから、1回でいいから乗ってあげてほしいですね。その後で、面白かったらもう一度ご自身で行ってみるとか、ご友人やお子さんと行っても楽しいと思います。今後の人生の楽しみ方のひとつとして、登山を経験しておくと、必要なときに必要なタイミングでハードルなく行けると思います。
オススメは広島・宮島(厳島)にある弥山です。世界遺産を俯瞰するのは最高ですよ!宮島らしく、山中ではシカと遭遇することもありますので、お気に入りのカメラもお忘れなく!

 

 

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