今日は、僕にとって決して欠かすことのできないマインドマップを使ったアプリをご紹介したい。マインドマップとは、簡単に言うと、考えていることを蜘蛛の巣状につないでいく連想ゲームのようなもの。7、8年くらい前に有名なビジネスパーソンが、ブレーンストーミングの手法として提唱して話題になったので、ご存じの方も多いと思いと思う。

正直に言うと、僕はあまのじゃくということもあって、ずっと敬遠していた。でも、4年くらい前にあるツールを見つけてからものすごく使うようになった。それがパソコンの無料ソフト「XMind」と、iPadやiPhone用の有料のアプリ「iThoughts」のふたつ。マインドマップをただの手段ではなくて、目的に適ったように使うことができるツールだ。

これらを使うようになってから、ぼくの取材スタイルそのものが根本的に変わった。たとえば駆け出しのときはノートに質問を箇条書きにして、それをひとつひとつ相手にぶつけていくようなことをしていた。さすがに最近はそういうことはしなくなったが、それでもある程度、質問内容を事前にまとめておく必要はある。しかし、アナログだと字が汚くて読みにくかったり(苦笑)、書いたメモを無くしてしまったり、書き直すときに煩わしさを感じることもあった。

「これをデジタル化できたらなあ」と思っているときに見つけたのが「XMind」だった。たとえば「○○さんに取材するときは、これを聞こう」というように、思いついた質問内容を放射線状に書きこんでいく。このように、自分の思考やアイデアを俯瞰できるツールは、他にはなかなかないのではないだろうか。以来、僕はiPad miniを片手で持って必要な時に「Xmind」を確認しながら、取材や公開収録に望むスタイルになった。ノートを持たなくなったという意味では、劇的に僕の仕事を変えたといってもいい。デジタルだからいろいろ書き換えもできるし、便利なことこの上ない。

たとえばこんな感じ。

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ただ、これが「PC上でしか使えない」となると、逆に使い勝手が悪くなってしまうもの。たとえば移動中にアイデアを思いついて、マインドマップを書き足したいと思っても、必要なデータがパソコンだけに入っていたら……そこで活躍するのが「iThoughts」で、iPhoneや、iPad用の有料アプリケーションで、XMindと連携できる。

具体的には、ドロップボックスなどのオンライン上のファイル共有ソフトに、XMindのファイルを入れておくと、iPhoneから同じデータを開いたり、編集したりできるようになる。仕事のしかたにもよるが、僕の場合はアイデアが命なので、いつでもどこでも書き込むことができて、PCのデータと同期ができるのが非常にありがたい。

先ほどXmindで使っていたファイルをiPhone6plusのiThoughtsでひらくとこんな感じ。スムーズに同期されている。

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それと、僕は毎週金曜日にいろんなことを俯瞰する時間を作っているのだが、そのときにもこのふたつを活用している。その週に起こったことや、考えたことを際限なく書き込めるし、折りたたむこともできるので。

これらがないと今の僕は成り立たないなあと、つくづく思う。もちろんときには手書きでアイデアを書くときもあるけれど。興味のある方はぜひ!

■Xmind

■iThoughts

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