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インターネットラジオ「キクマガ」160人目のゲストは荻野伸也さん。
予約のとれないフレンチの店として有名な「レストランOGINO」のシェフであり、
惣菜販売の店舗展開を進めている経営者でもある。

実は荻野さんにインタビューをするのは、UNIQLOさんの企画以来2度目。
そのときのお話があまりに衝撃的だったので、今回の「延長戦」にいたった。

実は、以前、彼の経営しているエキュート品川内のテイクアウト専門店「TABLE OGINO」で、
お総菜をいろいろ買ってみて驚いたことがある。

何が驚いたかというと、まずはその価格。
すごく美味しいデリの多くがワンコイン以下で買えてしまうのだ。
高くて美味しいものはそんなに珍しくない世の中だが、
オーガニックな野菜を使った無添加のデリをここまで安く提供しているお店に
僕はいままでお目にかかったことがない。

まさに「スローフードをファストフード感覚で」というお店のコンセプトに一点の曇りもない。

荻野さんは、市場で行き場を無くした無農薬野菜やジビエの受け皿となる仕組みを作りつつも、
オーガニックを前面に打ち出すのではなく、
あくまで「手軽においしいものを食べてもらえる店」というスタンスをキープする。

その理由について彼はこう語る。

「僕の料理は、まずおいしいことが大前提。そして安心安全で無添加であること。
それを仰々しくやるのではなくて、ファストフードっぽく手軽に、
なんならワンハンドで食べられるものがオーガニックだったらいいよねという感覚です」

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常識や枠にとらわれない荻野さんのクリエイティブな発想や、
仕事を通じて社会に貢献するあり方には、
ビジネスパーソンが学ぶべきポイントがたくさんちりばめられていた。

《今回の耳のつけどころ》
□日本の市場にオーガニックな野菜が出にくいのはなぜか?
□両親に反対されながらも料理人を目指した理由
□病床で考えた、料理人として生きる意味とライフワーク
□「日本人だからこそできる多国籍料理」とは?

《インタビュー後記》

今回お話を伺って、荻野さんは、熱いパッションと決めたことを必ず実行する行動力を持ちながらも、
物事を客観的に引いて見られる方だということが伝わってきました。
彼のブログも、ご自分の内面を全力でさらけだしている感じがとても面白いのですが、
実はマーケティングの一環としてやっているとのこと。
自然体でありながらも、ブレない、本質を見誤らない彼の慧眼は本当にすごいなと思いました。

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★荻野伸也さんインタビュー配信スケジュール★

■第364回「本当に良いものは市場に出てこない」(公開中)
今回のゲストは、予約の取りにくいフレンチレストランのシェフであり、起業家としても有名な荻野伸也さん。彼が契約農家からオーガニック野菜を受け入れる仕組みを伺うと、良い野菜が市場に出回らない事情が見えてきました。無添加へのこだわりや、ジビエの魅力についてもお話いただきます。今月の「BRAND NEW COSMOPOLITAN」は、台北から作家の木下諄一さんと早川洋平の対談の一部をお届けします。

■第365回「路地裏の店からの出発」(6/13公開予定)
就職氷河期の時代に学生だった荻野さんは「これからは、手に職を付けないとだめな時代がくるんじゃないか?」と感じて、公務員のご両親に大反対されながらも、料理人の世界へ飛び込んだそうです。専門学校やフランスでの下積み時代のエピソードや、お店をオープンしてから採算が取れるようになるまでの道のりについて伺います。「教えて早川さん」のコーナーでは、「仕事が忙しく、家族との時間が物理的に取れないときはどうカバーすれば良いのでしょうか?」というご質問にお答えします。

■第366回「食を通じた社会貢献」(6/20公開予定)
とつぜんの病気で入院を余儀なくされた荻野さん。その時に「朝起きてやることがあるということはどれほどありがたいか。働ける体があることはどれほどありがいことか」と感じ、それがターニングポイントになったそうです。その後に出会った農家の人々の関わりの中で、荻野さんがライフワークにしたこととは何だったのでしょうか? 今月の「ヨイコトヨイモノ」では「マウスピース」の魅力について語ります。

■第367回「人生をかけたチャレンジ」(6/27公開予定)
料理人として常に感性やクリエイティビティを磨く必要のある荻野さんは、旅に出ることと、いろんな人と話をすること、本を読むことで感性を磨いているそうです。各国のローカルフードを食べ歩く中で考えた、新しいプロジェクトの内容について話していただきました。「教えて早川さん」のコーナーでは「個人が法人向けの仕事へ展開していくためにはどうすればよいのですか?」という質問にお答えします。

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