「読んでもらう」と「聴いてもらう」の違い

こんにちは。プロインタビュアーの早川洋平です。

昨日は都内某所で『Life Update』のナレーション収録でした。
アシスタントつとめてくれるのはJ-WAVEなどで活躍中のバイリンガルMC、レイチェル・チャンさん。
彼女のステキな声と硬軟織り交ぜたトークに脱帽しました。

やはりトークのプロは違います。

「紙」と「声」媒体のインタビューは違う

考えてみれば自分のインタビュー番組を始めてもうすぐ10年。
記者／ライターとして「紙媒体」でインタビュー経験はあったものの、
ラジオでの「聴かせるインタビュー」は全くの素人から始まったぼく。

相づちが多かったり、枕詞が多かったり、声が籠もっていたり……。
そんななか気持ちよく番組にご登場頂いたたくさんのトップランナーの方々、そしてリスナーの方々には感謝の言葉しかありません。

文章と違ってラジオは、本当の意味での細かい修正がききません。
どんなに音声をカットしても、
その場にあった空気感は消すことができない。

見えないからこそ、リスナーはその人のしゃべりに神経を集中させて
文字通り「耳を傾け」ます。

だからある意味映像よりも、はったりがきかないと僕は思っています。
それが声のメディアの面白いところでもあるのですが。

当初は、自分はアナウンサーでもDJでもないし、話し方や発声法を学ぶのはちょっと違うかなあ……

と思っていたけれど、リスナーの方が少しでも「聴きやすく」なるのなら一度きちんと学ばなくてはと思い始めました。

どんなに時間が限られていても、何歳になっても、公私ともに、学び続けることだけは忘れないようにと切に感じる今日この頃です。

PS.　昨日はある大切なパーティがあったので年に数回の正装でした（笑）

それではまた！

髙田賢三さん（「KENZO」創始者）ら世界の「本物」と呼ばれる方のコアに迫り、その「肉声」を人生の壁にもがく人に届けるインタビューメディア『Life Update』。プロインタビュアー早川洋平が編集長／聞き手をつとめる独立系WEBマガジンです。

インタビューは月4回、原則月曜日配信。スマホやパソコンから無料でお楽しみ頂けます。みなさんの人生の「アップデート」にぜひ！

※本番組は2017年まで配信していた「キクマガ」のアップデート番組です。

国内外で有名無名老若男女に会い続ける中で気づいたことがあります。

それは、僕たちが幸せに生きるために最も大切なのは、「人生を更新」するような人と世界にどれだけ出会い学び続けられるか。

Life Update Plusは、時代や場所を超えて生きるために必要な出会いと学びが得られるコミュニティです。

「聴く」「つながる」「体験する」の三つを根幹に、みなさんが今いる場所から人生をアップデートしあえる場を創りました。